いよいよホリデー!!!!
こんにちは。えむです。
ようやく課題との戦いが終わり、気づけばクリスマスです。
グラスゴーは雨が降ったり止んだりで、ホワイトクリスマスにはなりませんでした…
私の周りの学生たちも家族の元に帰省したり、旅行に出かけたりと、それぞれ休暇を楽しんでいるようです。
イギリスの大学院に出願されている方々は、審査の早い学校からはもうオファーを受け取り始めている頃でしょうか。
2017年も残すところあと6日ですが、グラスゴーに来てからの5ヶ月間を振り返りたいと思います。今日はグラスゴー大学のプリセッショナルコースについて書きたいと思います。
私は7月末から5週間の最終のプリセッショナルコースから参加しました。今年の夏(Academic Year 2016-17)のこのコースのRequirementはIELTS overall 6.5以上、各モジュール6.0以上でした。
私は幸いIELTSのスコアは出願時にクリアしていたので、プリセッショナルコースへの参加は任意でしたが、アカデミックライティングに不安があったことと、修士課程が始まる前からグラスゴーでの生活に慣れておきたいと思ったこともあり、このコースへの参加を決めました。ちなみにプリセッショナルコースに参加している学生のほとんどは(分野にもよりますが)アジアからの留学生です。
イギリス留学には学生ビザ(Tier 4)が必須ですが、出願時にIELTSのスコアを満たしていない状態でConditional Offer(条件付き合格)をもらってプリセッショナルコースを受講する場合はIELTS for UKVIというイギリスのビザを取るための試験の受験が必要になります。この試験は出願に必要なIELTSとは異なるので注意が必要です。
私の場合はすでに必要なスコアを満たしていてUnconditional Offer(無条件合格)を受け取っていたので大学側がプリセッショナルの期間と修士課程の期間の両方をカバーするビザの発行を可能にするJoint CAS(ビザ申請に必要な大学からの書類)を発行してくれました。
Joint CASでない場合、プリセッショナルの期間のみのビザが最初に発行されるので、プリセッショナルが終わった後に修士課程への進学が許可された場合はこちらで延長手続きをする必要があります。
さて、本題のプリセッショナルコースの内容ですが、主に午前中はレクチャーでアカデミックライティングに必要なスキルについての講義があります(2時間程度)。たまにゲストスピーカーが来たりもしました。
午後はセミナーもしくはチュートリアルと呼ばれる10~15人ほどの少人数のクラスがあり、ディスカッションやプレゼンテーションなどが中心でした。
出てみてよかったと思うことは、レファレンシングの仕方がわかったこと、最終課題のショートエッセイに対するチューターからのアドバイスが受けられたことです。
実際に現在修士課程で勉強していて、エッセイを書いている時に正しい引用の仕方、書き方がわかる、ということはとても役に立っています(実際にレファンレンシングの仕方を指摘されていたり、それで減点されている友人もクラスにいたので)。
また、エッセイについても修士課程では構成や英文そのものに対してのフィードバックを受け取ることはあまりないので、自分の書き方の癖や気をつけるべき点がわかったことは良かったと思っています。
逆に、すでに英文で論文を書いたことのある方には、このプリセッショナルコースの内容は既に知っている内容なのかもしれません。
プリセッショナルコースに出るかどうか迷っている方は大学のホームページを参照する、もしくは担当者にメールで質問してみたほうがよいのではないかと考えています。
今回はプリセッショナルコースについて書きましたが、このことに限らず何か質問をお持ちの方は下記のアドレスまでお気軽にご連絡ください。