気づけばもう11月...
こんにちは。えむです。
気づけばもう11月に突入していました... 10月末からグラスゴーはかなり冷え込むようになってきて、最近は日中であっても10℃を下回ることが珍しくありません。寒いです。
一昨日が最初の課題のエッセイの締め切りということもあり、ここ2週間ほどはエッセイのことで頭がいっぱいでした。いわゆる必修科目の中間エッセイだったのですが3000wordsでもかなりストレスフルだったのですでにこの先が思いやられています... 寒さに負けずに、体調を崩すことなく来月中旬までは頑張らなければなりません。
さて、ここからが本題です。
先日授業のことについて書きましたが、実はちょうど2週間前に授業の一環でフィールドトリップに行ってきました。
大学の近くから地下鉄に乗り、少し歩くとそこには運河(水路?)がありました。
Glasgow Canal として知られている場所なのですが、これまで行ったことがなかったどころか、あることすら知りませんでした...
運河沿いを歩くこと約20分、運河沿いに1つの大きな建物が!
The Whisky Bond というこの建物、もともとはウイスキーの蒸留所として使われていたのですが、2012年からはアーティストやデザイナー、またビジネスのための"creative"なスペースとして使われているそうです。
(気になる方は是非ホームページをのぞいてみてください!)
この建物の中にはアーティストたちのアトリエや展示スペース、またワークショップも開かれる少し広めの部屋もあります。
もともとはこのエリアはあまり評判のよろしくない地域だったそうで、かつては運河もごみ捨て場のような扱いだったそうなのです。
そもそも、グラスゴーという街そのものが1970年代以降不況に見舞われ、失業率もかなり高く、あまり良いイメージがなかった場所なのですが、1980年代以降、文化施設の建設やイベントの開催などによってイメージアップを図ってきました。
いわゆる"culture led urban regeneration"というものなのですが、この運河の再生もまさにその取り組みの1つだったといえます。
現在ではグラスゴーの”creative hub"の1つとして多くのアーティストやクリエイターが集うだけでなく、周辺には学校や劇場もあり、賑わいを見せている地域となったようです。今後も様々な開発が続けられていく予定だそうで、今後どのように発展していくのか気になるところです。
(↓Glasgow Canalのホームページ)
この間提出したエッセイのテーマがまさにグラスゴーとリバプールにおける"culture led urban regeneration"だったので、この日のフィールドトリップは個人的にとても興味深く、楽しいものでした。
別の授業のエッセイの締め切りが近づいているので、今日はこのあたりで。
See you later!